湖畔荘
70年前、コーンウォールの湖畔荘で消えた赤ん坊。
見捨てられた屋敷の現在の持ち主は、ロンドンに住む高名な女流ミステリー作家アリス・エダヴェインだった。
消えた赤ん坊の姉だ。
当時、湖畔荘には三人の娘がいた。
そして消えた赤ん坊は待望の男の子だったのだ。
女性刑事は何としてもこの迷宮入りした事件の謎を解きたくなり、作家アリスに連絡を取る。
一九一〇年代、三〇年代、二〇〇〇年代を行き来し、それぞれの時代の秘密を炙り出すモートンの見事な手法。
複雑に絡み合う愛と悲しみがもたらすものは? そして、最後の最後で読者を驚かすのは、偶然か、必然か? モートン・ミステリーの傑作。
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