コリーニ事件
67歳のイタリア人、コリーニが殺人容疑で逮捕された。
被害者は大金持ちの実業家で、事務所を開いたばかりの新米弁護士ライネンは国選弁護人を買ってでる。
だが、殺されたのはライネンの亡くなった親友の祖父だったと判明する。
知らずに引き受けたとはいえ、少年時代に世話になった恩人を殺した男を弁護しなければならない――。
苦悩するライネンと、被害者遺族側の辣腕弁護士マッティンガーが法廷で繰り広げる緊迫の攻防戦。
そして裁判で明かされた、事件の驚くべき背景とは。
刑事事件弁護士の著者が研ぎ澄まされた筆致で描く、圧巻の法廷劇!/解説=瀧井朝世
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