ペンギンは空を見上げる
将来NASAのエンジニアになりたい小学六年生の佐倉ハルくんは、風船宇宙撮影を目指しています。
できる限り大人の力を借りず、自分だけの力で。
そんなことくらいできないようでは、NASAのエンジニアになんて到底なれないから、と。
意地っ張りな性格もあってクラスでは孤立、家に帰っても両親とぎくしゃくし、それでもひたすらひとりで壮大な目標と向き合い続けるハルくんの前にある日、金髪の転校生の女の子が現れて……。
ハルくんの、夢と努力の物語。
奮闘するこの少年を、きっと応援したくなるはずです――読み終えたあとは、もっと。
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