屍実盛
1183年。
寂れた京都に留まった、平家一門の唯一の離脱者・平頼盛の元に、ある日依頼が来る。
京都を占拠する木曾義仲からで、「首のない五つの屍から、恩人である斎藤別当実盛の遺体を見つけてほしい」というものだった。
断れば家族や家臣の命が危うくなると考え、頼盛は難解な謎に挑むことになるが……。
『平家物語』や謡曲『実盛』に取り上げられた実盛の最期を題材にした、歴史ミステリの傑作! 第15回ミステリーズ!新人賞受賞作。
/第15回ミステリーズ!新人賞選考経過、選評=大崎梢 新保博久 米澤穂信(本電子書籍は『ミステリーズ! vol.91』(2018年10月初版発行)に掲載の同作品を電子書籍化したものです。
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