ニャン氏の事件簿
田宮宴は中堅出版社の女性編集者。
新人ではないものの、編集長や同僚、さらには担当作家の代理でお使いをさせられてばかりの日々だ。
こんな仕事ぶりでいいのか、と自問自答するある日、偶然に迷い込んだ袋小路で、人が煙のように消えてしまった?! ――後日、宴は担当する童話作家のミーミ・ニャン吉先生の事務所で、秘書の丸山との打ち合わせの合間に、その不思議な出来事を話すことに。
すると、タキシードを着たような黒地に白の賢そうな猫をかたわらに、丸山が意外な解釈を語り始めて……。
愛すべきニャン氏の事件簿パート2、出来だニャ。
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