クリムゾン・リバー
山間の大学町周辺で次々に発見される惨殺死体。
拷問され、両眼をえぐられ、あるいは両手を切断され……。
別の町でその頃、謎の墓荒らしがあった。
前後して小学校に入った賊は何を盗み出したのか? まるで無関係に見える二つの町の事件を担当するのが、司法警察の花形と、自動車泥棒で学費を稼ぎ警察学校を出た裏街道に精通する若き警部。
なぜ大学関係者が不可解な殺人事件に巻き込まれたのか? 埋葬されていた少年はなぜ死んでからも何者かに追われているのか? 「我らは緋色の川(クリムゾン・リバー)を制す」というメッセージの意味は? 二人の捜査がすべての謎をひとつに結び合わせる。
フランス・ミステリの概念を変えた記念碑的傑作!/解説=吉野 仁
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