刑事ヴァランダー・シリーズ
スウェーデン南部の海岸に、一艘のゴムボートが流れ着いた。
中には、二人の男の死体が抱き合うように横たわっていた。
共に射殺。
身に付けた高価なスーツからするに漁師や船員ではなさそうだったが、身元を示すような物は何もなく、ボートには製造元すら書かれていなかった。
彼らはいったい何者なのか? 検死医の報告によれば、どうやら海の向こう、ソ連か東欧の人間らしいのだが……。
小さな田舎町の刑事に過ぎないヴァランダーは、思いもよらない形でこの国境を超えた事件の主役を演じることになるのだった! 話題のスウェーデン警察小説、第2弾。
更新中です。しばらくお待ちください。