自殺予定日
「美しく強かな継母が父を殺した」再婚してわずか一年半足らずで父が急死。
遺産とビジネスを受け継ぎ生き生きと活躍する継母の姿に、女子高生の瑠璃はそう確信した。
彼女は自らの死をもって継母の罪を告発しようと決意する。
しかし自殺の名所として有名な山奥の森で首を吊ろうとしたところ、かつて同じ森で首吊り自殺したという‘幽霊’と出会い、裕章と名乗る彼に継母の罪の証拠を一緒に探そうと提案される。
瑠璃が決めた期限以内に見つからなければ、その時死ねばいいと。
六日後──それが瑠璃の自殺予定日となった。
継母の罪を暴き、父の無念を晴らせるのか?! すべての予想を裏切る、一気読み必至の傑作ミステリ!/解説=池上冬樹
更新中です。しばらくお待ちください。