エンタングル:ガール
2006年に放映されたTVアニメーション『ゼーガペイン』は、舞浜の高校を舞台に衝撃的なバーチャルリアリティ世界を構築した、ゼロ年代最高の本格SFアニメーション。
翌年の星雲賞メディア部門の候補作となり、2016年には劇場作品『ゼーガペインADP』も制作された。
本書『エンタングル:ガール』は、『ゼーガペイン』をオリジナルな着想で語り直したスピンオフ長編。
語り手の了子(リョーコ)は映研の仲間とコンテスト参加用の長編映画制作にとりかかる。
受付〆切は夏休み最終日。
撮影を続けるなかで、了子たちはあちこちで奇妙な齟齬に出会う。
高校だけでなく、この舞浜という町自体でも……。
新進気鋭のハードSF作家が『ゼーガペイン』を再構築する。
/解説=花澤香菜
更新中です。しばらくお待ちください。