赤の王
大砂漠の民の血を引くマハーン。
炎を操る不思議な力をもつシャン。
孤独な二人の少年は、固い友情で結ばれていた。
だが、凶王サルジーンに蹂躙された砂漠の都ナルマーンにおける正当な王の復活を目指す男たちとの出会いが、二人の運命を変えた。
マハーンこそが、ナルマーンの正当な王家の末裔だというのだ。
そのときからマハーンは王となるべく、そしてシャンは王に仕える魔法使いとなるべく、厳しい修行の日々が始まった。
果たして少年たちは、凶王を討ち果たすことができるのか? 『青の王』『白の王』に続くナルマーン年代記第3弾。
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