〈竜泉家の一族〉シリーズ
謀殺された幼馴染の復讐を誓い、ターゲットに近づくためテレビ番組制作会社のADとなった竜泉佑樹は、標的の三名とともに無人島でのロケに参加していた。
島の名は幽世島――秘祭伝承が残る曰くつきの場所だ。
撮影の一方で復讐計画を進めようとした佑樹だったが、あろうことか、自ら手を下す前にターゲットの一人が殺されてしまう。
一体何者の仕業なのか? しかも、犯行には人ではない何かが絡み、その何かは残る撮影メンバーに紛れ込んでしまった!? 疑心暗鬼の中、またしても佑樹のターゲットが殺され……。
第29回鮎川哲也賞受賞作『時空旅行者の砂時計』で話題を攫った著者が贈る〈竜泉家の一族〉シリーズ第2弾、予測不能な本格ミステリ長編。
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