アーサー王ここに眠る
ブリテン島、紀元五百年頃。
ひとりの司令官に率いられた、荒々しい騎馬の男たちの集団が農場を襲い火を放った。
燃えさかる屋敷から、命からがら逃れたみなしごの少女グウィナは、奇妙な風体の男に救われる。
鷹のような風貌の男の名はミルディン。
ブリテン島の統一を目指す司令官、アーサーに仕える吟遊詩人だった。
言葉を巧みに操り、人々の心を手玉に取る不思議な男。
グウィナはミルディンのもとで、彼の企みに手をかすことになる。
カーネギー賞受賞。
『移動都市』の著者がアーサー王伝説を新たな視点から語り直した傑作ファンタジイ。
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