幼い頃からずっと好きだった唯人と、八年ぶりに再会した紗羅。<br />大人になった彼にますます想いを募らせるが、唯人からは「妹同然」と言われてしまう。<br />……実は唯人も紗羅に心惹かれていたが、紗羅が本当に好きなのは他の男だと思い込み、誰か別の女性に目を向けようとしていた。<br />そんなとき唯人の目を引いたのは、ジュエリーのパンフレットに掲載された、美しい「手」。<br />彼はその手の持ち主を探し出そうとするが――。<br />運命に導かれた二人の、感動のラブストーリー!