皇太子の愛妾は城を出る
二年前、皇太子の愛妾になった男爵令嬢カスリーン。
それ以来、彼女は侍女たちにいじめられ続けている。
そんなカスリーンの心を支えたのは、幼い頃から夢で会っていた青年ダリー。
ダリーの言葉を胸に、前向きに暮らしていたのだけど……ある日、皇太子が正妃を迎えると言い出し、カスリーンは彼との別れを決意する! そして今後のことをダリーに相談するうちに、カスリーンは彼が実在するのではないかと思い至った。
しかもダリーは何か問題を抱えている様子。
そこで、城を出た彼女はダリーの力になるべく行動をスタート! ところが次から次へとトラブルに巻き込まれて!?
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