聖獣の神子と糸の巫女
姪と一緒に山崩れに巻き込まれた理緒。
気付くと彼女達は、見知らぬ場所にいた。
おまけに、目の前にはしゃべるポメラニアン! なんでもその犬は異世界の聖獣で、理緒に「縁の糸」を操る能力を与えたと言う。
その力を使えば姪を元の世界に戻せると聞き、理緒は能力の使い方を学ぼうとはりきる。
しかし、そんな彼女に聖獣を祀る神殿の長は冷たい。
それもそのはず、彼と理緒とは嫌な感じの「黒い糸」で結ばれていた。
彼との関係に悩みつつも、理緒は姪の為に奮闘し――!?
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