神に愛された子
日本で善行を重ねた老人は、その生を終え、異世界のとある国王の孫・リーンとして転生した。
『神に愛された子』という称号を付与された彼は、かつて神に仕えた三匹の聖獣と暮らすようになる。
学園の長期休暇の後半も、リーンの周囲は相変わらず落ち着かない。
自由研究をすれば服飾革命を起こし、誕生日を迎えれば各国の王が祝いに駆け付け……わずか1ヶ月間ながら濃厚すぎる休暇を送ったのだった。
そして始まった新学期。
友人が出場する剣術大会を観戦中のリーンに、祖父からあるSOSが届く。
それは災悪の巫女や禁書――この世界の闇に繋がる大事件の始まりだった!
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