晴明さんちの不憫な大家
やたらとろくな目にあわない『不憫属性』の青年、吉祥真備(きちじょうまきび)。
彼はドSな神’太常(たいじょう)’によって無理やり、幽世にある’神’や’あやかし’の住む屋敷の管理人にさせられてしまった。
そんな大家稼業にも慣れてきた頃、真備の目の前で屋敷が炎に包まれる。
荒ぶる神’騰蛇(とうだ)’のせいだ。
しかし暴挙を止めようにも、太常が様子がおかしい。
弱ってしまって為す術ない太常に真備が真正面から向き合う。
隠された本音に触れるために――
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