自称悪役令嬢な妻の観察記録。
『悪役令嬢』を自称していたバーティアと結婚した王太子セシル。
溺愛ルートを謳歌する二人のもとに、バーティアの友人リソーナからとある依頼が舞い込んだ。
盛大な結婚式を挙げたバーティアに自身の式をプロデュースしてほしいという。
やる気満々でシーヘルビー国を訪ねリソーナと再会したものの、どうもバーティアの様子がおかしい。
なんでも、リソーナはバーティアが前世で読んだ小説の登場人物で、しかも義弟カップルを妬み嫌がらせをする『悪役令嬢』キャラだったらしい。
全員に幸せになってほしいと言うバーティアは、元一流の『悪役令嬢』として、自身がリソーナに代わって『代理悪役令嬢』を務めると宣言し―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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