予言
その夜三好は、商店街でビラを配るピエロ姿の男に耳元で囁かれた。
「今夜は最高の夜になるよ」と。
最高の夜にするために彼が向かったのは、大学のサークルの新人、苑子の部屋。
複数の男性部員が狙っている彼女に、今夜ならダメもとで告白できるような気がしていたのだ。
果たして彼女を訪ねると、泥棒でも入ったかのように無残に荒らされた部屋の中心に、部員の山中の死体が…。
このままでは苑子が殺したことになってしまう。
三好は苑子をかばいアリバイ工作を企てるが…。
ピエロの予言がもたらす衝撃の結末。
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