一郎7歳。<br />父の一馬に死んだ母親の写真が見たいと言うと、そんなものはないと拒否される。<br />一郎10歳。<br />自分には親戚も祖父母もいないことに疑問を持ち始める。<br />母親は実は死んではいないのではないか、父は嘘をついているのではないかと言うと、一馬は泣きそうな顔になった。<br />一郎が成長するにつれ、父と息子の関係は徐々に変化を見せ始め、父が写真を嫌うのには、実はとんでもない理由があることに、一郎が気づき…!?