嫌なことはつい先延ばしにしてしまう性格のわたしだったが、ついに痛みがこらえられず、仕事の空き時間に会社近くの歯医者へ向かった。<br />商店街から一本外れた路地の、古ぼけたビルの4階にあるその歯医者で、わたしはとんでもない体験をするのだった…。<br />誰もが一度は行ったことがある歯医者だからこそ、自分にも起こりそうな恐怖体験。<br />背筋がひんやりする傑作SF小説!