落下する緑
バンド、「唐島栄治クインテット」のテナーサックス奏者・永見緋太郎は、ある日、バンドのリーダー唐島に誘われ、絵画展にやってきた。
ところが、永見たちが見ている目の前でちょっとした騒ぎが起きる。
絵画展のメインでもある抽象画「落下する緑」が上下逆さまに展示されているというのだ。
その場に居合わせた絵の作者・宮堀重吉は大激怒。
しかし、展覧会の初日には確かに正しく絵は展示されていたという…。
果たして誰が、いつ、何の目的で絵を逆さまにしたのか?永見緋太郎の推理が冴え渡る、痛快ミステリー小説。
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