作家・日能克久は、高校時代の同窓会で、クラスメイトの梅木万理子が、自分を好きだったことを知らされる。<br />よくある青春の思い出話であるはずの告白。<br />しかし、日能の記憶によれば、万理子は死んだはずだった。<br />だが、死んだはずの万理子は、美しい女性となって日能の前に現れる…。<br />日能は、なぜ万理子が死んだと思い込んでいたのか?ホラータッチの傑作ミステリー。<br />