アズ・タイム・ゴーズ・バイ 黄昏ホテル
私は、昔ながらの面影を残す「黄昏ホテル」のバーで友人と飲んでいた。
そのままラウンジに移動した私たちは、ジッポーライター、カクテル、音楽と趣味の話題に花を咲かせていた。
そんな中、何事にもこだわりを持つ友人のために、私はあるとっておきのものをポケットから取り出したのだった。
アズ・タイム・ゴーズ・バイ(時の過ぎゆくままに)…。
古いスタンダード・ナンバーと同じ、カクテル名の本当の意味を知った私は…。
大人のための、ミステリアスなハードボイルド小説。
(本作は「黄昏ホテル」をテーマとする読み切り連作小説の一篇です)
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