『ダロウェイ夫人』等の長篇や評論で知られるウルフのもう一つの世界、短篇小説の魅力を集めた一冊。<br />新婚夫婦の愛情の変化をウサギに託して描く「ラピンとラピノヴァ」、散文詩のようなスケッチ「青と緑」、行き交うものたちの意識の流れを描写した「キュー植物園」、都会の孤独を寓話風に描いた「ミス・Vの不思議な一件」など、繊細で緊密な作品世界17篇を新訳で紹介する。<br />