日本の経済成長を支えたのは、日本人のまじめさであった。<br />数多くの場面で、この国ではまじめを前提として、さまざまな仕組みが作られ、維持されてきたのだ。<br />しかし、社会を見渡すと、日本人のまじめさはすでに崩壊している。<br />精神医学からの性格の変化、競争させない教育、アメリカに倣った拝金主義などを通して、なぜ、まじめが崩壊したのかを探っていく。<br />そして、まじめを前提とした日本に、まじめの崩壊がどのような影響を与えるのかを考察する。<br />
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