超訳 芭蕉百句
いまや日本の誰もが知っていて、神格化すらされている俳聖松尾芭蕉。
だが、その実像を我々は本当に知っているのだろうか。
『悪党芭蕉』『芭蕉という修羅』などの一連の芭蕉評論で、これまでに知られてこなかった芭蕉の姿を描き出した著者が、代表句百句を選りすぐり、タブーとされてきた衆道の側面や隠密としての行動を明らかにしつつ、虚実が分かちがたく絡み合う芭蕉の俳句ならではの魅力を探る。
著者一流の独特な視点と軽妙な文体による「超訳」によって松尾芭蕉の実像に迫る。
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