仕事の代わりはいくらでもいるが、家族の代わりは誰にもできない。<br />地元の大手ゼネコンで働く僕は、ある日突然死んでしまった。<br />過労死を訴える家族に、会社は冷たい態度を崩さない。<br />妻は僕の仕事の痕跡を確認したいだけなのに。<br />死んだ僕はその戦いを、ただ見守ることしかできないのか。<br />働く全ての人の必読書。<br />