化粧品メーカーの研究部に勤める秋山箱理、27歳。<br />箱理の祖母は常に真白な化粧をしており、素顔は誰も見たことがないため、「妖怪シロシロクビハダ」と言われている。<br />ある日、弟が婚約者を連れてくるが、祖母だけは猛反対! それをめぐり、祖母の’白塗り顔’の秘密がついに解き明かされる! 登場人物のドラマを温かく、切なく描きながら、女心と化粧の切ってもきれない関係を鮮やかに描く成長物語。<br />*『シロシロクビハダ』改題