限られた生の時間のなかで、家族へのこす言葉を探すために、俊介はふるさとへ帰ってきた。<br />幼なじみとの再会を果たし、過去の痛みを受けとめた俊介は、「王」と呼ばれた祖父とともに最後の旅に出る。<br />