パピヨンの姿をした八百万の神・モノクロと暮らして四ヵ月。<br />祖母の家に帰省した美綾は、自身の才能や適性が見出せず、焦燥感を抱いていた。<br />東京へ戻る直前、美綾は神官の娘・門宮弓月の誘いで夜の氷川神社を訪れ、境内で光る蛇のビジョンを見る。<br />それは神気だとモノクロは言う。<br />美綾を「能力者」と認識した「視える」男,飛葉周は彼女につきまとい、仲間になるよう迫る。<br />