誰もが憧れるような美少女、音和彼方。<br />僕、兎下詩歌の幼馴染みはそう思われている。<br />でもその本性は――僕と二人の時にだけ出てくるのだけれど――とんでもなくだらしない怠け者。<br />不在がちの彼方の親に代わって彼方の世話をするのは僕の役目なのだ。<br />そんな駄目な彼方と、取り壊しが決まった近所の神社を見に行ったときに古い鏡に激突。<br />3つに割れてしまった鏡が急に光りだし――現れたのは、どこか彼方に似た3人の少女で!?