11歳の二ノ宮ありすは、二ノ宮家の当主にして、探偵。<br />同い年の夜野ゆきとは、ひょんな事情から、執事見習いとして二ノ宮家でくらし、ありすに仕えている。<br />ある日ゆきとは、ありすの亡き母が「幸運のティーカップ」とよんでいたカップがあることを知る。<br />ありすのために、それをさがすゆきと。<br />とくに気になるいくつかのカップには、それぞれ秘密がかくされていた……。<br />2編を収録。<br />