小学五年生の三島由宇は、おじいちゃんのお見舞いに行ったことで、祖父が副大臣まで務めた政治家だということを知ります。<br />衆議院の解散により、選挙運動を展開するおじいちゃんを、由宇が手伝うことに……。<br />小学生の彼女の目を通して、選挙の仕組みや多数の意見をまとめる難しさ、そして、理想を実現するためには、誰かが代表となって働かなくてはならない、という現実を伝えます。<br />18歳選挙権が実現した今、必読の児童書です。<br />