35歳の乃里子。<br />剛との結婚解消とともに中谷財閥からも解放されて、仕事も昔の友情も取り戻した。<br />1人暮らし以上の幸せって、ないんじゃない？ しかし自分の将来の姿もなぞらえていた女友達に悲しい出来事が。<br />そのとき手を差し伸べてくれたのは……。<br />「誰か」がいるから、1人でも生きていける。<br />
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