言葉の真偽と虚実を判別する瞳を持つ臨床真実士、本多唯花の元に届いた挑戦状。<br />差出人ABXの予告通り、赤坂で頭文字Aを持つ少年が殺された。<br />連続殺人勝負に見立て、ABXは唯花を挑発する。<br />一週間後、第二の殺人が起こり頭文字Bの女性が被害者となる。<br />現場に残された、犯人の署名ともいえる遺留品の意味は? ABXの仕掛けに隠された嘘を、唯花の論理が解き明かす。<br />