大阪府警の新人刑事・神木恭子は、担当した殺人事件を、別件で関わった老人の訴えを元に解決した。<br />だが老人宅から七体もの死体が発見される。<br />それは府警上層部が隠匿する黒い闇の一部だった。<br />真実を暴こうとする神木だったが、彼女自身もその闇に呑み込まれていく。<br />警察の暗部を元刑事が描く本物の警察小説。<br />