パン屋になって考えた。<br />劣悪な労働環境のおかしさ、腐らないパンのおかしさ。<br />ならば自分は人と違うことをしよう。<br />「菌本位」のパンづくり、そして働いただけ、働く人に還元できるパンづくり。<br />そのために、よりよい場所を求め、岡山県・勝山へ。<br />資本主義の未来は、この本に詰まっている。<br />文庫化に際し、さらにビール造りの場を求めて鳥取・智頭町へ行ったその後の話も掲載。<br />