遼平がある日、友人の姉・綾音に告白したとき、世界は変わった――。<br />遼平の胸を貫く、綾音の手から伸びた刃。<br />加えて次に彼が目にしたのは、制服姿の綾音と、眼前に立つ巨大な化け物だった。<br />実は、綾音は魔女であり、遼平は彼女を守るシュヴァリエとして、近代魔女同士の決闘――サバトマリナを戦い抜くことになったのだ。<br />だが、まるで覚めない夢のようなこの世界に遼平を閉じこめているのは、綾音以外に考えられず……!?