太平洋戦争終戦間際の昭和20年8月――。<br />本土決戦を水際で食い止めるべく、人間機雷部隊が極秘に組織された。<br />訓練自体に危険が伴い、多くの殉職者と行方不明者を出したとされる。<br />ひたすら「死」に向かうだけの特攻潜水訓練がなぜ行われたのか。<br />発案者は誰だったのか? その存在自体がほとんど知られていない「伏龍」。<br />徹底取材を重ねていま明かされる「知られざる戦争」。<br />