汗も涙も笑いも本物だ 本年度青春小説の大本命!視覚障害のある、さちの伴走者となり、盲人マラソンに挑むことになった亮磨。<br />クソみたいな夢も、ブラックバイトの日々も、二人で走ればどうでもよくなってくる――。<br />でも、僕は彼女に嘘をついている。<br />本当は隣を走る資格なんてないんだ。<br />『白球アフロ』でファンを増やす小説現代長編新人賞出身の新鋭が放つ、ド直球の勝負球!