やり手の美術館学芸員、クリストファー・トーマスが惨殺された。<br />容疑者は妻・ローズマリー。<br />資産家の娘で2児の母でもある彼女は、容疑を否認しながらも多くの「証拠」によって死刑になってしまう。<br />それから10年後。<br />ローズマリーを慕う篤志家の呼びかけで、追悼集会が開かれることになった。<br />招集されたのは、いわくのある人物ばかり。<br />そこで解き明かされる、意外な結末とは?