大学に入学した秋太郎が足を踏み入れたのは、異常に人間を嫌う来見行が専有する謎の哲学研究室「仮面応用研究会」だった。<br />コウに興味を持った秋太郎は入部を願い出るも、断固拒否される。<br />直後、サークル棟で墜落死体を発見するが--一瞬にして消失。<br />この超常現象を推理するコウの裏で暗躍する彼の兄の真意は? ラスト10ページ、存在の証明が不可能な「あるもの」が出現する。<br />