和平のため奔走する首相・東条英機だが、ルーズベルト大統領は対日戦争の肚を固めていた。<br />開戦か和平か混乱する中、山本五十六は連合艦隊司令長官就任の祝賀会の席で「天命を待つのみでは祖国の安泰は期しがたい」といってのけた……。<br />報道班員として従軍した著者による、太平洋戦争全史を描いた唯一の大河小説。<br /> 開戦から終戦までを描き切った、現代人必読の名著、全6巻。<br />