第57回児童文学新人賞を文句なしの評価で受賞した注目作。<br />誰もが気になる「見た目」という普遍的なテーマに挑戦した作品です。<br />主人公は中2の男子、拓郎。<br />自分で撮影した映画の主人公・涼子はみんなからブスと言われているが、拓郎は不思議な魅力を感じている。<br />その魅力はいったい何なのか? 人間はなぜそんなに見た目を気にするのか? そんな疑問の答えを探しながら過ごす日常が、拓郎の語り口調でユーモラスに描かれます。<br />