雨降る冬の夜、「深山木薬店」の店主・秋が何者かによってさらわれた。<br />空っぽの部屋に残されていたのは、不可思議な一枚のメモ。<br />『鵺(ぬえ)は始まり。<br />十六時間が区切り、災厄は一つ。<br />四つ数えるまでに、交換だ』脅迫文とも思われるこのメッセージが示唆するものとは? リベザルは、秘密を胸に懸命の捜索を開始する。<br />