ひとけのない公園に落ちていた一枚の幻の金貨。<br />それを手にした小学5年生の高坂健輔(こうさかけんすけ)にオキシジェンと名乗る奇妙な男は語った。<br />「もしも……力が欲しいのなら……それを探してみるといい……面白いところに、糸がつながっている――」と。<br />男の言葉は未来への鍵か、それとも禁断の邪悪な扉か? 秘宝を探し求めて、少年は不思議な冒険をはじめる。<br />