高校三年生の来光福音のもとへ届いたのは、自殺してしまった同級生からの手紙。<br />彼の名は篠崎良哉。<br />「天才」と名高く、見た目も人柄も完全無欠の男の子。<br />彼の謎めいた遺書に導かれて、福音はもう一人の「天才」――人の心が読める女・加藤沙耶夏とともに行動を開始する。<br />