「逃さないから覚悟しろ。<br />お前は俺のものだ」 そんな言葉で藤堂和馬を縛るのは、ロシアン・マフィア「イジオット」の次期ボスと目され、その冷酷さゆえに冬将軍とも呼ばれる、どこまでも規格外の男・ウラジーミル。<br />彼は藤堂を愛人と言って憚らず、昼夜貪るように抱く。<br />その執着の深さに藤堂は戦慄し、離れようとするが……。<br />そこへ、藤堂の存在をウラジーミル唯一の弱点と見なした襲撃者たちが現れて!?