ぼくは六年生。<br />「とうちゃん」とお母さんと三人暮らし。<br />でももう一人、なぜかぼくにしか見えない、ユーレイのババちゃんもいっしょだ。<br />ぼくが四年生だった冬の朝、ババちゃんはベッドの中で冷たくなっていた。<br />そしてその日から、ババちゃんはユーレイになったのだ--。<br />複雑な家庭環境にある小6の男の子をとりまく、ちょっと不思議で、ちょっとせつない日々が、ユーモアいっぱいに描かれます。<br />小学校高学年から楽しく読める一冊。<br />